奴隷階級の護身術
ストリートダンスとしても愛され、小さい子供からも親しまれているカポエイラは武器を持つことのない奴隷階級の攻撃や護身術として考えられたものといわれています。見た目にはとても格好良く見えるカポエイラのダンスは、相手に隙をあたえずに身を守り攻撃をしかけるためのものだったのです。
格闘の練習をしているという事が農園主に気づかれてしまうと、殺される危険があったために、楽しくダンスを踊っているように見せかけながら練習をしたことが始まりといわれています。カポエイラは400年もの長い歴史を持ちますが、スポーツ的な感覚で楽しみだされたのは1930年代になってからのことです。
カポエイラは攻撃の技などをするだけで、相手に触れてはいけないので安心して行なうことが出来ますが、始めてみようかなと思っている人は歴史も知った上でステップの意味を理解しながら踊ってみてはいかがでしょう。ただ楽しくステップをするのもいいですが、意味を理解し表現していくことで、よりカポエイラの魅力がアピール出来るのではないでしょうか。
奴隷という立場だったため、攻撃のように見える動作や演技は禁止されていたため、軽快な音楽に合わせたり笑顔で楽しくステップをしたりして、踊りのように見せかけながら攻撃の練習を行なっていたのです。音楽に合わせリズムに乗りながら、スピード溢れる蹴りなどの足技や側転、バック転などをしていく姿はとても格好良く見えます。キレのある技で華麗にカポエイラを楽しんでみてください。
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