競技といっても勝敗はつけません
カポエイラは軽快な音楽があるためか、とても楽しくお祭りのような雰囲気の中で踊っているように見えます。音楽に合わせることによりリズミカルにスピード溢れる技が出せるので、とても重要な役割を果たすのですが、競技の開始や終わりを告げる時にも音楽が使われています。スタイルやスピードも音楽によって決まるのでとても大切となるのです。
演奏の仕方によって違いが出るのですが、テープに予め録音されたものを使う場合もありますが、ほとんどの場合実際に演奏をしながら競技を行ないます。競技といっても実際に戦うわけではないので勝敗はつけません。攻撃する技を出したり敗北のポーズを取りながら楽しくステップを踊るのが基本となります。
カポエイラで使用される楽器には良く知られているタンバリンも使われます。アフリカのベル「アゴゴ」、パーカッションの「コンガ」、三味線のような音を奏でる「ビリンバウ」などが使用されます。ほかにもシャカシャカという音を出す「カシシー」という楽器なども使われます。踊るだけではなく演奏するのも楽しいですよ。
カポエイラは二人で競技を行ないますが、地面に近くなるように低い大勢で、円を描くように流れるように行ないます。実際に競技を行なうことをショーゴと言います。体を動かし左右に揺れるのが基本ステップとなりますが、これをジンガと言います。ジンガをしながら蹴りなどの攻撃や側転、ブレイクダンスのような踊りを入れていくのがカポエイラとなります。実際に見てみると簡単そうに見えますが、運動量は多くびっしりと汗もかきます。小学生も多く参加しているので一度体験してみてはいかがでしょう。
運営者情報
当サイトはリンクフリーです。
相互リンクは、主に当サイトと関連する内容がある
サイト様を募集させていただいております。
以下にあげるような内容のサイトはお断りします。
・アダルト関連の記事を扱うサイトさま
・誹謗中傷を主としたサイト
・著作権侵害の恐れがあるサイト
【お問い合わせ】
「カポエイラってすごい競技なんです!」へ